こんにちは。だんにこ(@dannikosu)です。
IT業界で働いていると、「何かと資格を取ったほうがいい」と周りからよく言われると思います。私もその一人です。
中でもクラウドの知識を持った人材が業界的には重宝されています。
僕も2022年4月にAzureの初級資格「AZ-900」を取得しました。
動機は「今後はクラウド人材が必要とされるので、AZ-900は取ってください」という会社命令でした。
この時点での僕のスペックは、Azureが全くわかりませんでした。
僕は派遣会社なので、派遣先(仕事場)を見つけるため、職場見学という面接に行くのですが、行くとこ行くとこ使っているクラウドが何故か「Azure」でした。
実際、今の現場もAzureを使っています。
この経験から、Azureの知識がないと仕事にならないんじゃないかと思い始め、Azureの資格勉強をすることにしました。
今回は僕がAzureの資格(AZ-900)を取得するまでに実施した勉強方法を紹介したいと思います。
会社にAZ-900を取ってくださいと言われて、悩んでいる方に向けて紹介するので、是非最後まで見てください。
AZ-900を目指す前にAWSの資格を取得しました。
AWSの資格勉強も気になる方はこちらからどうぞ。
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そもそもなんで資格って必要なの?
理由1:仕事についていけるため
正直、初級資格レベルでも、仕事の話についてくのがやっとです。
例えば、VM(Virtual Machine)と言われたら、
- 勉強未:VM???後でネットで調べよう。
- 勉強済:ああ、仮想マシンのことか。
と、会社での会話に確実についてこれないでしょう。
1つ分からないくらいなら何とかなりますが、これが何個も連続するとさすがに置いてけぼりです。
そのためにもやはり単語くらいはどういうものかというのを理解する必要があります。
当然ですが、資格勉強をすることでその分野の知識が身に付きます。
IT業界では知識が命ですから、毎日少しずつでいいので勉強を続けましょう。
理由2:名刺代わりになるから
どこの職場も即戦力が欲しいというのが本音。
高い派遣料を払って、研修もさせてとなるとなかなかお客様も受け入れがたくなります。
職場見学をする際に、資格記入欄に資格がいくつか並んでいると、お客様の受けもよくなります。
面接官もどれくらいの知識があるかが資格を見れば一目瞭然なので、分かりやすいですよね。
まさしく業界の名刺代わりになるのが資格なんです。
理由3:自身の技術を磨くことで人間力アップ
人間だとつい娯楽・誘惑に流されてしまいます…。
ゲーム、ギャンブル、動画、友人との飲み会、合コン、旅行、etc...
こういったものに打ち勝つことができれば、自分自身を磨き続けることが可能です。
私は32歳でIT業界へ入ったので、かなり遅いスタートになります。
そういった一種のコンプレックスのようなものがあるので、資格を取っているのかもしれないです。
いろんな資格を取りましたが、確かに業界へ入る前よりかは人間力が高まったと思います。
自制力や忍耐力が身についていると実感しています。
もちろん僕なんてまだまだですけどね。
ではここから本題へ入っていきましょう。
Azure資格(AZ-900)を1か月で取得する方法
Azure試験概要
Microsoft Azure資格は本当にたくさんあります。
ここでは代表的な資格3つを紹介したいと思います。
初級資格:AZ-900
まずは入門編ですね。
クラウドとは何かから始まって、Azureでよく出てくる単語の理解、簡単なクラウドの構成を学びます。
正直、このレベルであれば、未経験・独学でも合格可能だと思っています。
Azureに関して全く分からない人は、ひとまずこの資格を受けてみてはいかがでしょうか。
後半ではAZ-900試験に合格した勉強法(試験料無料)も紹介しますので、最後まで読んでいってくださいね。
中級資格:AZ-104
AZ-900で単語や簡単な仕組みを学んだところで、それぞれを深堀していきます。
細かな設定から他のリソースとの連携方法、各種設定の操作画面を学びます。
実は僕も現在、AZ-104を勉強している最中です。
でもAZ-900で勉強していたのが効いているのか、内容の理解にそれほど抵抗がないと感じています。
やはりコツコツ階段を上っていくと、理解しやすいのでしょう。
よほど自信がある人はいきなりAZ-104を目指してもいいかもしれないですが、まずはAZ-900を目指しましょう。
上級資格:AZ-303・AZ-304
こちらは結構難しいという噂ですし、しかも2つの資格を取得しないと認定とならないので、かなり頑張らないといけないでしょう。
ですが、口コミなどを見ると、AZ-104をしっかり勉強していると、合格できるとのことです。
ある程度AZ-104で学んだ知識が試験にも出るみたいなので、興味がある人は目指してみてはいかがでしょうか。
勉強方法
さて、ここからはAZ-900に焦点をしぼった勉強方法をお教えします。
参考書
おすすめ参考書を以下に紹介しています。
こちらは解説が丁寧で、とても分かりやすいです。
試験に出る部分、覚えるべき部分を強調して書いてくれているので、無駄な時間を取らせません。
豊富な問題集や模擬試験もあるので、教科書としては価値があると思いますよ。
こちらも良本で、1つ目の本よりかはページ数が少なめなので、分厚い本に抵抗がある人が手に取る本ですね。
クラウドが全く分からない人や、クラウドの大まかな全体像を把握したい人向けですかね。
まず手に取る1冊ではないでしょうか。
こちらは口コミが一番良かったので、紹介させていただきました。
「この本だけで合格できました。」
「とても分かりやすかったです。」
「この本のおかげで2週間で合格できました。」
などなどです。
こんな口コミ見ると気になりますよね。
さて、上記参考書を購入したら、次は読み進めていきましょう。
勉強のイメージですが、参考書を熟読するというよりは全体像をつかむくらいでいいんです。
インプット:アウトプット = 3:7
くらいの割合で1週軽く読んだら、すぐ模擬試験を繰り返し説くことをオススメします。
そうすることで記憶の定着がかなり速くなります。
もしある程度実務経験があり、クラウドのことを理解している場合は、参考書購入を飛ばしてもらってもいいくらいです。
インプットはさらっと終わらせて、アウトプットに集中しましょう。
模擬試験
おすすめの模擬試験はUdemyというサイトになります。
Udemyでは初回割引キャンペーンを実施しているので、初めて利用する方は今がチャンスです。
これだけで合格!AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分430問)
僕は実際にこの模擬試験を購入して、これのみで試験に合格することができました。
解説もわかりやすく、すごいオススメの模擬試験です。
Azureの基礎を学ぶのにはもってこいでしょう。
ただし試験に合格するにはある程度この模擬試験で正答率を高めてください。
僕は90%くらいの正答率になるまで繰り返し説いたので、「合格するぞ」という覚悟を持ってのぞんでください。
それくらいの覚悟を持ってこの試験を購入すると、必ず合格できますよ。
一緒に頑張っていきましょう。
無料でAzure資格を受ける方法
資格勉強にある程度自信がつき、試験を受ける準備が整ってからやることがあります。
Microsoftが主催する講義を受けることでAZ-900無料バウチャーをもらうことができます。
以下のサイトにアクセスしてください。
引用:Microsoft Azure Virtual Training Day
その後、「Microsoft Azure Virtual Training Day: Azureの基礎」の右、登録をクリックします。
引用:Microsoft Azure Virtual Training Day
そうすると個人情報登録画面が出るので、各所入力を済ませると、登録したメールアドレスに講義の案内メールが届きます。
あとはその案内メールに記載されている通りに進めることで講義受講後、無料バウチャーをもらうことができます。
講義が平日しか実施していない場合が多いので、仕事との調整が必要ですが、その分受ける価値はあると思います。
試験が無料になるという安心感は試験を受ける際の不安を取り除いてくれるので、かなりのアドバンテージが稼げます。
ぜひ受けてみてください。
まとめ:資格勉強する前にスタートからゴールまでイメージする。
資格勉強も継続が大事です。
ペースが乱れてしまうと、どうしても1日、2日とさぼる日が出てきてしまいます。
継続するには、自分が歩む道を想像することが大事です。
「自分が勉強する日は毎日〇〇時にしよう」
「1日最低5分でもいいから参考書を開こう」
「1日10問でもいいから問題を解こう」
こういう毎日続けれるように小さな課題を自分に与えてあげましょう。
そうすることで毎日コツコツ継続できるようになります。
継続は技術です。
大事な技術なので、皆さんも身に着けていきましょう。
最後までありがとうございました。
ではまた。
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