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だんにこブログ

【一番大事】台本が編集で絶対に欠かせない理由【結論:迷わない】

2020年12月7日

 

編集中にどの編集が正解か分からなくなり、完成物を見失ってしまう。編集中に撮影し忘れた映像があるのに気づくことが多々ある。チームで動画撮影時にイメージを口では表現しずらく、動画イメージを共有できない。

 

こんにちは。だんにこ(@dannikosu)です。

 

動画のお仕事をはじめられた方は撮影中、編集中に迷ってしまうことが多々あると思います。慣れていないと特に迷ってしまいがちです。僕も新人の頃はロケに行っても全くついていくことができず、荷物持ちしながらどう撮影するのかとか、編集所に入って、同編集するのかを観察しました。ADは段取りを考えるのがメインの仕事なので、撮影や演出はロケについていきながら学ぶ感じでした。でもいざ自分が撮影やったりカメラマンに指示を出す際に必ず必要なものは台本でした

 

昨今、副業や個人で動画編集や撮影をされる方が増えてきています。そういう方に台本の大事さ、素晴らしさ、便利さをお伝えして、動画撮影や編集をストレスなく、作りたいものを迷わず作っていただきたいと思い、本記事を書かせてもらいました。参考になればうれしいです。

 

バラエティのロケには台本がない番組もあります。ですがそれは制作人がすべて頭の中に入っているからなせる業で、これから動画撮影を始めようとしている人がプロと同じようなことはできないと思います。僕ももちろん最初はできなかったですし、今でも台本が無いと不安でいっぱいです。友達の結婚式VTRもしっかり台本を作って挑みました。なんでも経験を積んで少しずつ成長していくものです。。本記事は動画撮影を始めようと思っている人は台本が必要ということをお伝えしたいのが本筋です。上記内容をご理解いただいたうえで一読いただければ嬉しいです。

 

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台本が編集で絶対に欠かせない理由

では一つずつ見ていきましょう。

 

頭の中が整理できる。

そもそも台本とは何でしょうか。台本は撮影時にとても重要な、作成する動画内容を紙にしたものです。撮影に参加するもの全員が必要なものです。たとえ撮影者が一人でも私は必要だと思います。演劇にも台本、音楽にも楽譜があるように、動画撮影や編集にはなくてはならないものです。

 

百歩譲って動画撮影者、出演者が自分一人なのであれば、誰かにイメージを伝える必要もないので、台本はなくてもいいかもしれません。でも僕はそれでも台本を作ることをオススメします。その理由は本記事を最後まで読んでいただけると、理解していただけると思います。

 

台本(地図)があれば、編集するときでも迷わない。

編集も外注しない限り自分で行わないといけないです。僕も経験したのですが、いざ編集しようと思っても、全く手が進まないです。びっくりするくらい手が進まないんです。動画編集ソフトの操作方法もわからなければ、どうやって1本の動画を作るかもわかっていない状態でパソコンの前に座ります。そこを台本が手元にあるだけでも安心します。台本通り絶対に編集しないといけないワケではないですが、編集時に道しるべになるので、最低限迷わないで作業はできると思います。将来編集するときの自分のためにも台本を作成して撮影に臨みましょう。

 

書き方は何でもいい。箇条書きでもいい。

 

この記事を読んでくれているあなたは何人で動画撮影をしようとしていますか。だいたいは1人で動画撮影をされるかと思います。台本は動画撮影の補助的道具なので、もし1人で動画撮影を考えられているのならば、自分だけが理解できるものを作成してもいいのです。テレビでよく言われる台本は大人数のスタッフがその台本を見ながら撮影をするのでしっかり作りこまれています。この台本は作るのにかなり時間がかかるので、個人撮影であれば、メモ書き程度で問題ないです。目的は動画撮影なので、道具の一つとして認識してください

 

撮影中、どの映像が足らないとかが分かる。

 

箇条書きでもいいですが、詳しくまとめたほうが他の人が見てもわかりやすいです。まとめる項目は3つに分けましょう。

 

  • 動画時間
  • 映像
  • ナレーションやそのカット部分の説明。

台本の例を以下に表示します。

即席の台本を作成しました。内容はともかく…台本の形はこんなイメージです。上記画像のように時系列に並べて、映像カットする部分に横線が入っています。これくらいまとめておくと、撮影中に目を通してもすぐ必要な情報が入ってきます。

 

これは一例です。書き方は自由ですが、画像のように表を使ってまとめたら見やすくなると思います。またそれぞれのブロックにどんなテロップを入れようかとか効果音とかBGMとかいろいろ追記しておくと編集の時にさらに楽になると思いますよ。

 

そして完成した台本を撮影時に持っていき、きちんと撮影した部分を印していけば取りこぼしがなく、とても効率のいい撮影ができます。撮影中に道しるべがあるのはとても安心しますし、自信にもつながります。頭の中で思い描いていても、撮影中はいろんなことを考えないといけないので、取り忘れが発生しがちです。それを防ぐのが台本になるので、どんな形でもいいので台本は作りましょう。

 

チームで動画作成する場合、意識合わせができる。

 

チームで動画撮影を考えている方は、台本を有効活用しましょう。現場監督であるディレクターの頭の中を資料化しないとチームでは動画撮影が難しくなってきます。撮影クルーは各技術のプロが集まっています。そのプロ集団にディレクターが思い描いている映像を撮影してもらう。そのためにも台本は必須ですね。

 

文章が苦手なら得意分野で伝える。絵、例の動画

 

チームで作成する場合の台本は、自分さえ分かればいいものではありません。企画も何も知らない人に撮影内容を分かりやすく伝わるように作成する必要があります。慣れもありますが、なかなか文章だけで撮影内容を伝えるのが難しかったりします。台本作りのルールは上記内容のような大まかなものはありますが、どのように伝えたらいいかというものはありません。絵コンテのような絵で伝える人もいれば、例の動画を用意して説明する人もいます。あなたの得意分野で説明していくようにしましょう。

 

まとめ:自分のイメージを伝えるために道具を使う。

映像制作において自分の考えを伝えるためには、口頭だけですべてを伝えるのは厳しいものがあります。やはりそこには資料が必要で、それが台本になります。使える道具は使えるだけ使って、撮影をスムーズに行って、作成者の負担を減らすように準備して撮影に臨みましょう。将来の自分が楽するために台本を作りましょう。

 

それではまた。

 

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