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だんにこブログ

【近道】クラウドサービス未経験者のAWS SAA-02合格体験記

2021年10月28日

こんにちは。だんにこ(@dannikosu)です。

 

世間ではIT化が進み、中でもクラウド化が広がっています。

僕も時代の流れに沿って、Amazonが展開しているAWSの資格取得を目指すことに。

クラウドサービスは業務では触ったことがないので、勉強するにあたりどのサービスを選ぶかは悩みましたが、業界トップシェアのAWSを選択しました。

 

勉強を続け、トータル6か月ほどかかりましたが、合格しました。

 

以下が合格証書です。

 

今回取得したのが、「AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-02)」です。

本記事では、業務でクラウドサービスに触れたことがない人向けに、AWS資格勉強方法を解説します。

 

SAA-02をこれで勉強したら受かりました。

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

 

AWSではPythonも使えるんです。

流行りのプログラミング言語、Pythonも一緒に学んでいきましょう。

まずはインストールから。

Windows10でPythonインストール【インストール不要】

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クラウドサービス未経験者のAWS SAA-02合格体験記

 

AWSとは

Amazon Web Service(AWS)はAmazonが提唱するクラウドサービスです。

サービスが100以上に細かく分かれており、それらを組み合わせてクラウド上に社内インフラを構築していきます。

会社には以下のようなインフラ構成が主流です。

  • DNSサーバー
  • ファイルサーバー
  • 権限管理サーバー(ADサーバー)
  • ネットワーク
  • ストレージ
  • データベース
  • Webサービス
  • 開発環境
  • 本番環境

 

挙げるときりがないですが、これらすべてをクラウド上で構築可能なのです。

今まで自社内でインフラ構築する際はサーバーやネットワーク機器など、物理的な機材が必要でしたが、クラウドサービスを導入することで、物理機材が必要なくなります。

そうすれば必ずしも自社オフィスを構える必要が無くなり、運用コストを押さえることができます。

 

また、インフラ構成を容易に変更できるのも利点です。

オンプレミス環境でサーバーやネットワークを構築した際に容量やマシンパワーが足りないときは、再度物理サーバーを発注して設置とかなりのコストと工数がかかります。

これらをクラウドサービスでは数分で実装できます。

こういった利便性もクラウドサービスが支持されている理由となっています。

 

AWSは現在、世界で最も多く利用されているクラウドサービスとなっています。

AWSは導入実績も多数あるので、インターネットでも情報が比較的多めです。

上記のことからクラウドサービスを学び始めるなら、AWSを選んだほうがいいんです。

 

どんな資格?

AWSの資格は現在12個あります。

引用:AWS認定資格一覧

 

◆ 基礎レベル
対象:AWS業務未経験者~半年程の基礎的なAWS経験
クラウドプラクティショナー(Cloud Practitioner)

◆ アソシエイトレベル
対象:AWS業務未経験者~1年程のAWS利用によるクラウド構築などの経験
・ソリューションアーキテクト(Solutions Architect associate) / 設計者向け
・SysOpsアドミニストレーター(SysOps Administrator) / 運用担当者向け
・デベロッパー(Developer)/ 開発者向け

◆ プロフェッショナルレベル
対象:2年程のAWSを利用したソリューション設計、運用などの経験
・ソリューションアーキテクト(Solutions Architect professional)/ 設計者向け
・DevOpsエンジニア(DevOps Engineer)/ 運用担当者・開発者向け

◆専門知識が問われる5種類の専門分野
・セキュリティ(Security)
・ビッグデータ(Big Data)
・高度なネットワーキング(Advanced Networking)
・Alexa スキルビルダー(Alexa Skill Builder)
・機械学習(Machine Learning)

 

上記の中で中級(アソシエイト)レベルである「AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-02)」を受験しました。

中級レベルでも一番試験範囲が広く、幅広い分野が問われる資格です。

試験では、AWSサービスの特徴に加え、システムを設計・構築・運用する上での5つの原則とベストプラクティス(AWSの最適な活用法)などに沿った問題が出題されます。

主に冗長化、コスト最適化、スケーラブルで柔軟なインフラ構築、処理速度改善などです。

AWSのサービスを利用した効率のよいクラウド環境の設計や構築または提案ができることを証明できます。

 

◆ 試験概要

回答形式 択一選択問題、複数選択問題
試験時間・問題数 130分・65問
受験料 15,000円(税別)
合格点 720~(1000点満点)
試験言語 英語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)

公式サイト

 

難易度は?

勉強を開始してみてわかりましたが、個人的にはかなり難易度が高かったです。

インフラ系の基本知識が備わった状態でスタートしないと全くついていけないでしょう。

勉強を始めようと思った時点で、ネットワークやサーバー、データベースなどが全く分からないのであれば、基本を勉強するか、基礎レベルであるクラウドプラクティショナーの受験をオススメします。

階段を一歩一歩登っていくイメージですね。

急がば回れです。マイペースに頑張っていきましょう。

 

勉強方法① 参考書:3か月

AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版

 

全くの無知からのスタートだと、この参考書が頼りになります。

こちらはAWS認定テキストになり、試験部分を網羅的に学習できます。

僕もこちらの参考書を2周読みこみました。

 

ですが参考書の最後にある模擬試験を受けると、ズタボロでした。

参考書自体は読みやすく、とてもよかったのですが、なかなか自分の体に染みつかないというか。

 

他に何かいい勉強方法はないかといろいろ調べた結果、UdemyでAWS講座を見つけました。

 

Udemyとは?

引用:Udemy

 

Udemy(ユーデミー)とは、100,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォームです。

主に社会人が対象で、教えたい人が自分の得意分野の講座を開きます。

学びたい人は好きな講座を選び、講座に設定された金額を支払います。

サブスクリプションの月額課金ではなく、1講座買い切りタイプなので、本当に学びたい分野だけに投資できます。

2020年初旬には、パートナー企業であるBenesseから約56億円の資金調達を得ており、ますます注目されています。

 

勉強方法② Udemyで講座を受講:3か月

 

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

こちらはAWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験範囲内の内容をハンズオンを交えて実戦形式で学ぶプログラムです。

合計30時間を超える大ボリュームの講義、そして章ごとに分かれているので、学習内容を整理しやすいのがいいです。

また各セクション終わりに小テストがあるので、きちんと知識を習得できているかを確認できます。

 

一番いいところは、やはり実際に手を動かして学ぶハンズオン形式が多数収録されている点です。

プログラムもそうですが、やはり実際に手を動かしたほうが頭に入りやすく、経験にもなります。

ハンズオンであれば、分からないところがあったら必ずつまづきますので、自分がどこを理解できていないかがすぐわかります。

ハンズオン内容もよく試験に出てくるところを重点的にピックアップしてくれているので、この講座を受ければ間違いなしです。

 

僕はこの講座を1周目はすべて受けました。

2周目は、ハンズオン部分は手を動かしていたせいか頭に入っていたので、座学部分のみを進めました。

最後に模擬試験が3回分ついていますので、こちらを3周解きました。

 

こちらが模擬試験1の3回分の正解率です。

 

最初は半分くらいしか正解しないものです。

初めて受けるのですからね。

初めから合格点を取れたらすごいですよね。

 

2周目、3周目と回数を重ねるごとに点数が伸びていき、3回目でようやく合格点に到達しました。

問題の出される順番や回答の並びが同じなので、確かに答えだけを覚えてしまう形になりがちですが、なるべくなぜ間違ったのかを解説をよく読んで理解することで少しずつ知識が定着していったと思います。

 

ちなみに難易度は若干やさしめです。

 

続いては、模擬試験2です。

 

こちらはバージョンというところに注目してもらいたいです。

模擬試験を3回受けるうちに、問題のバージョンが変更されています。

 

これは、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験に合わせていまだに修正をされているという点です。

だいたい参考書などの模擬試験は変更することはできないですよね。

その点、UdemyのようなWebサービスは問題のバージョンアップが可能です。

常に最新の問題に触れ、合格率を高めることができます。

 

表を見る通り、徐々に正解率が上がり、模擬試験と同じように3回目で合格点に到達しました。

 

難易度は模擬試験1よりも少し難しい印象でした。

 

模擬試験3は小テスト形式で65問答えるので、模擬試験1や2のようなグラフはありません。

ただしこちらは1問ごとに正解か不正解が分かるので、その場で答えを知りたいときに重宝します。

適材適所で自分が勉強しやすい方法で勉強してきましょう。

 

【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

こちらは合計でAWS試験の模擬試験6回分、390問受けられる模擬試験問題集です。

6回分のうち最初の1回分は難易度が優しい問題。

この1回分は2回目から合格点でした。

後の5回分は高難易度に設定されています。

正直この高難易度は難しく、3回受けても合格点には到達できなかったです。

 

以下は高難易度の中でも一番簡単な模擬試験のデータです。

 

1回目の29%は許してください(笑)

正直かなり落胆しましたし、難しかったです。

これ、本当に本試験合格するのかとだいぶん落ち込みました。

 

回数を重ねると得点があと少しというところまで来ましたが、結局あと一歩のところでした。

これで高難易度の中で一番簡単ですからね。

高難易度の模擬試験を受けるとわかるのですが、複数のサービスを兼ね備えたり、講座で学んでいないマイナーなサービスを問題に出したり、問題を受けながら覚えていく形になります。

正直これを5回分受けているときは精神的に厳しかったです。

 

ですが、今となってはこの修業が試験合格へと導いてくれたと思っています。

 

実際の試験

試験会場はテストセンターか自宅かを選ぶことができます

 自宅で受ける

最初はコロナもありテストセンターに行くのが避けたほうがいいと思い、自宅で受けることにしました。

試験日を予約しますが、やはり土日が埋まっているので、なるべく早く受験日を予約することをお勧めします。

 

自宅で受ける場合は、いろいろと手続きが多いです。

 

まずは試験日当日までにPCの性能チェックを行います。

当日PCの性能チェックで引っかかると、試験を受けることができません。

続いて試験当日は身分証明書の提出です。

免許所などをスマホで写真を撮って転送します。

実際に試験をするときは、試験監督とWebカメラをつなぎながら試験を受けることになります。

Webカメラをつなぐと、家の中にカンニングできるようなものが無いか確認のため、パソコンを360度回転させられます。

その時に本だなの上に毛布を置いてほしいとか、テレビは裏向けてほしいなど、かなりの注文がありました。

その後やっと試験を受けることになります。

 

僕はMacで受けることにしたのですが、結果的にパソコントラブルで試験を受けることができなかったんです。

もちろん性能テストもきちんとやりましたよ...。

試験問題画面が出るのですが、別ウインドウが前に来て、試験文が全部見えなかったんです。

別ウインドウはクリックできない状態で消すこともできない。

試験監督とはWebカメラで繋がっているので、僕は腕で×のジェスチャーを実施

そこでテストが強制終了になりました。

 

試験ベンダーであるピアソンに連絡を取り、試験が受けれなかったことを伝えました。

すると、再試験を受けれるように手配をしてくれました。

僕は自宅での試験をあきらめ、テストセンターで受けることに

 テストセンターで受ける

テストセンターでは、身分証明書の提示と顔写真の撮影のみで試験が受けれます。

センターへ向かう道中は大変ですが、結果的にテストセンターで受けたほうが集中できてよかったと思いました。

 

ついに勉強期間半年の集大成が始まりました。

難易度は最初の数問はわかったので、これは受かったと自身がありました。

ですが、途中の問題は全く習っていない問題や、かなりの長文問題もあり、これは落ちたと本当に思っていました

最初は軽く緊張していましたが、落ちたと思いこんだのが逆に肩の荷が下りたかと。

その後は苦戦しながらも、テスト最後まで終えると、残り20分ほど余りました

途中に正解かどうか怪しい問題に印をつけて、見返すことができます。

残りの20分で印をつけた問題を見直すのですが、2問ほど修正しましたが時間内に全部見直すこともできず、見直す問題を半分以上残して時間切れです。

 

最後に「落ちたな…」と落ち込んだまま簡単なアンケートに答えて、アンケートを終えると、「合格」の文字。

最初は本当に理解できず、その場で固まってしまいました。

 

試験後、数日経つと試験の合格証書とスコアボードが確認できます。

どれくらいとれているかスコアボードを確認したのですが…。

 742点/1000点満点(720点で合格)

 

ギリギリじゃないですか。

これ1,2問間違えていたら落ちていたと思うとゾッとしました。

そりゃ試験当日「落ちたな…」と思いますよ。

本当にギリギリだったんですから。

 

とはいえ、半年にも及ぶAWSの試験勉強もこれで幕を閉じました。

 

まとめ:日々の努力が実を結ぶ

いかがだったでしょうか。

 

試験合格のコツは「毎日コツコツ」ですね。

やはりこれにつきます。

何か目標を立ててそこに向かう場合、だいたい「毎日コツコツ」が大事です。

 

僕も結構3日坊主だったんですが、最近は目標に向かってコツコツできるようになってきました。

そのコツなどもまたブログに出来たらなと思っています。

 

あなたの目標は何ですか?

その目標を強くイメージして、毎日一緒に頑張っていきましょう。

 

最後までご視聴ありがとうございました。

ではまた。

 

僕はこのサイトでAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA-02)を取得できました。

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